『みどりの人財育成支援プロジェクト』は、みどりを活用した市民協同によるまちづくりの担い手を育成する活動をしています

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みどりの活用講座〜スキルアップ編〜第5回

2023年9月27日

9月21日(木)18時半から、みどりの活用講座~スキルアップ編~第5回を行いました。
今回のテーマは、「協働を生み出す心構えと手法」。講師は川端務夢氏です。

まず最初に取り上げたのは、市民協働という言葉。
最近は、あっちでもこっちでも協働が大切だと言われています。
その通りなのですが、なかなかよく理解できないのも、この言葉。

政令指定都市だけではなく、多くの自治体が市民協働を進めるための計画を立てていますが、そこに書かれている内容は、自治体によって違いがあるそうです。
ステークホルダーや表現の仕方が変わっていて、それらを比較しつつ、最後に浜松市の市民協働の特徴の説明。
とても先進的な内容になっていることがわかりました。
協働という言葉が少し身近になったのではと思います。

そして。協働のキーワードは「みんなで」なのだそうです。
ただ一緒に働くのではなく、共通の目標の実現のために、「責任と役割を共有・分担」し、「共に汗をかき、成果を共有する」こと。
その結果として市民に相乗効果がもたらされることが大切とのことでした。
その他に、多くのステークホルダーとの協働するためのプロセスや、企業との協働を行うためのキーワードなどにも触れました。
 
そして。みどりのボランティアをする市民の心は、基本的には誰かや何かのために動きますが、お金も、重要な要素であること。
助成金だったり、寄付金だったりと、お金を出す側の理解や共感を得るためには何に気をつけて事業を組み立てたらいいのかについての説明があり、本講座の最後に各々が発表する課題、事業計画へとつながっていきました。

後半は、それぞれが温めている想いについて輪になって話しました。
今はまだこれ!というものは見つかっていないけれど、色々と浮かんできているなど、人によって色々ではありますが、こうやって集まってやりとりすることで、刺激を受け合っている様子はヒシヒシと感じました。

次回は、第6回「公園フィールドワーク事業構想づくり」を開催します
富塚町の小藪にある市民緑地を使ってのフィールドワークと、みんなで計画する即席事業計画実習です。